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2012年06月14日

不景気時に増税したって税収は上がらない実例

イタリアの増税が裏目に、付加価値税収減少-緊縮策強化で

今月5日に公表された政府統計によると、イタリア経済がリセッション(景気後退)に陥りつつある中、ベルルスコーニ前首相が昨年9月に付加価値税(VAT)の税率を1ポイント引き上げて以来、同税の受取額は減少。4月末までの1年間の徴収額は2006年以降で最低に落ち込んだ。


別に海外に目を向けなくても、橋本内閣時に消費税を増税してどうなったかを見れば一目瞭然なんですけどね。

しかしこういう近々の実例が突きつけられたってのに、野田総理は明治生命もとい政治生命をかけてやるって言い続けるんですかねぇ。


麻生元首相が民主の政策批判

 「私の内閣のときには高橋是清に従ったため、公共工事が伸びた。自民党と民主党の全く違うところだ」と話し、戦後に整備してきたインフラが耐用年数を迎えていることからも「安全に投資する気はないのか。公共工事をすべて『悪』というのはアホらしい」と、公共投資を抑制してきた民主党政権を酷評した。

 「財政再建は政府の借金を減らすことではない。経済を成長させれば借金は減る」とも主張。消費税増税を目指す野田政権を「景気がよくなって初めてできるのであり、先に(税率を)上げさせてというのは順番が違う」と厳しく批判した。

 1000兆円に迫る国の借金に対し、個人金融資産1400兆円との推計を引用しながら「国民は銀行経由で国家に金を貸しているのであり、『国民1人あたり借金がいくら』というのはふざけた話。皆さんは債権者だ」と説明した。


タロサファンならもう何度も聞いている話しですけどね。

ただ、麻生内閣時には「まずは景気回復、その後それでも足りない場合は増税をお願いしたい」と言っていたのが、どうもここんとこ自民党も「まず増税」になってきてしまっているきらいがある。

まず、順序をきちんとして頂きたいですね。
でないと、支持できません。



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Posted by つくちゃん at 08:47│Comments(0)政経、時事ネタ
 
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