総選挙の争点？んなもん経済対策景気対策だろ

長らくほったらかしておりましたが・・・

待ちに待った総選挙がようやく来月となりましたが（個人的にはもうちょっと頑張って衆参ダブル選挙で安定政権が希望だったんですけどね）、離党やら新党やら争点がどうやらと色々と騒がしくなってますね。
そこらへんはツイッターで逐次チェックしてるんでここでは省きますけど。

で、表題の争点についてなんですが・・・。
現状考えたらこれしかないでしょ。今いろいろ言われてる問題の殆どって、景気良くなればどうにかなる問題ばかりなんですから。
ぶっちゃけてしまえば前回の総選挙の時と抱えてる問題が変わってない（更に悪化してる）ってことなんですけど・・・。

経済をどうするか、景気をどうやって回復させていくか。
きちんと筋道立ててそれを説明できる政党があるかどうか、そこに尽きるんじゃないでしょうか。

http://twitter.com/nekoguruma/status/270908695800586240

どんなに馬鹿呼ばわれされようが、まともな景気対策打とうってのが自民党だけにしか見えない以上、あたいとしては自民一択でしかないわ。生活保護を受けなきゃいけない人間を減らす方向にしないでどーするんだか

全政党の正式な政権公約が出そろってはいないんでアレですが、ちゃんとした景気対策を打ち出しているのが自民党だけという現実・・・。

そして、現在経済対策を全面に打ち出そうとしている安倍さんを、以前のイメージままで固定させようとしているかのような報道と結果的にそれを手伝っているかのようになっている一部保守層によって、あまり認知度上がっていないように見えるのが歯がゆいですが。

更に、報じたとしてもインタゲとか金融政策の方ばかりを取り上げてそれに対する批判意見ばかり報じているところもあります。
面子見れば大体ポジション分かりますけどね。

金融政策だけじゃダメ、財政出動とセットじゃないとっていうのは、既に麻生政権時から言われてます。
お金を刷っても、それが国内で循環しないと意味がないわけです。


そして、ちょいと自民のHP覗いてみたら、政権公約に先駆けて『日本経済再生本部中間とりまとめ(骨子)』というものが発表されていました。

http://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/saisei-005.pdf

１.基本方針：「縮小均衡の分配政策」から「成長による富の創出」への転換
（１）「日本経済再生本部」を新たな司令塔に「失われた国民所得50兆円奪還プロジェクト」を展開し、「縮小均衡の分配政策」から「成長による富の創出」への転換を図る。

個人的に一番目を引いたのがここです。
バブル崩壊後も成長していったGDPに反比例するかのように、国民所得は下がり続けました。


GDPと平均所得の関連

ここが上がらないから、「実感なき景気回復」なんて言われたんじゃないですか？

国民の所得を上げる、非常にシンプルですが今一番求められていることだと思います。

それを、ただ言うだけではなく（マニフェスト詐欺みたいに）、ちゃんと「こうやって実現させます」という筋道を説明しながら訴えてくれる政党が、他に出てきますかね？

いや、ほんとに出てきてほしいんですよ。